四国胎蔵曼荼羅

四国胎蔵曼荼羅説を検証してみたところ、結構、本尊配置が一致できることがわかりました。

(中央)大日如来・・・4、13元本尊、28、42、55元本尊、60、61、72<8尊>
(東方=阿波・発心)宝幢如来=薬師如来・・・15、17、18、22、23
(東南)普賢菩薩=・・・25脇仏
(南方=土佐・修行)開敷華王如来・・・26薬師如来、27天照大神、28大日如来、30阿弥陀如来
(南西)文殊菩薩・・・31
(西方=伊予・菩提)無量寿如来=阿弥陀如来・・・37、47、53、57、64、68
(北西)観自在菩薩=正観音・・・69
(北方=讃岐・涅槃)天鼓雷音如来=釈迦如来・・・69脇仏、73、84三体堂、1、3、9
(北東)弥勒菩薩・・・14



橙線・・・中台八葉院
黄線・・・大日如来
青線・・・東方薬師如来
赤線・・・南方開敷華王如来
白線・・・西方阿弥陀如来
黒線・・・北方釈迦如来

普賢菩薩の本尊札所はありません。しかし、25番津照寺の脇仏が普賢菩薩。
開敷華王如来は、そもそも仏像単独では存在しない如来で、置き換えも難しいところ。27番神峯寺の天照大神と28番大日寺の大日如来の両脇を薬師如来と阿弥陀如来で挟んで代替いただくしかないでしょう。

余談ですが、
栄福寺と井戸寺
円明寺と恩山寺
八坂寺と平等寺
これを線で結ぶと等間隔の平行になるんですね。阿弥陀−薬師ラインとでも言うべきものがあるのか、偶然か・・・



紫は虚空蔵菩薩ゾーン
オレンジは不動明王ゾーン
これも、対称性を形成しているような・・・

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